情報。

世の中、情報の時代になりましたねぇ〜。新聞やテレビに加えインターネットと必要な情報が必要なときに必要なだけ取り出せるようになりました。便利になったと一方では感じます。しかし、もう一方では、情報の正確さに疑問を持つことも多くなりました。

情報操作、人々の意識操作、心理操作などなど…。

情報をまげて伝えたり、情報は正確ではあるが人への伝わり方を操作したり…。故意にやっているとは考えたくありませんが結果的にそうなってしまうことがあると思います。

たとえば、何かのアンケートをとる場合の回答を操作する事です。
質問の仕方によってあらかじめ欲しい回答を得る事。
道路公団の民営化案が廃案になってしまいましたがどうお感じですか?」
と質問した場合、最初から 廃案=悪 という結果が出来ているのです。
質問者に回答を操作する意思が無かったとしても、質問者が廃案=悪という気持ちを持っていると無意識のうちにこんな質問になったりするものです。

もうひとつ、政治家に話を聞く場合の政治家の話の受け取り方を操作する事です。
進行を務めるジャーナリストの言葉ですべてを逆転させる事。
「今日はお忙しいところおこしいただき、ありがとうございました。」と言ってジャーナリストが話を終えた後、ため息をついた場合、最初から 政治家=悪 という結果が出来ているのです。

以上のことはあくまでも例であり実際にあったとかではないので間違えないで下さい。



情報の時代、そのとらえ方ひとつでまったく違う回答が得られてしまいます。
間違った情報をもとに意見を述べてしまうと知らないうちに誰かを傷つけてしまうかもしれません。

さらに恐ろしいのが、インターネットで何の規制もなく世界に流れてしまい間違った情報や憶測が真実として伝わってしまうことです。

情報が正確なのかどうか、新聞やテレビでさえ疑っていかなければならないことは悲しいことですが、情報の受け取り方が間違っていないかしっかりと自分で考えるようにしましょう。



以前、NHKで日本語の番組がありました。とても面白かったので一部紹介します。

アンパンマンの主題歌。「みんなが大好きアンパンマン」という歌詞について、
みんながアンパンマンを大好きなのか、それともアンパンマンがみんなのことを大好きなのか?

他にもいろいろありましたがとても面白かったです。