アイドル。

 アイドルってどういうことなのでしょうか?


 アイドル歌手と歌手との違いとは…

 人によれば、歌だけで勝負できない歌手が『アイドル』というブランドを付けて活動している人たち。とか、歌の仕事以外にブロマイドとかたくさんのグッズを売っている、若くてカッコいいもしくはカワイイ人というかもしれません。

 なるほど、それらもひとつの意見ですよね。


 かつて、「アイドルとは『夢』である。」と話した人がいました。なるほど、『夢』です。私も一言で言えば『夢』だと思います。『夢』には、人によっていろんな夢があると思います。夜、寝ているときに見る夢、自分自身の将来の目標、決して達成することの出来ない思い、おとぎ話、などなど。それは、無限に広がることでしょう。その無限の夢を形にしたものが『アイドル』だと思います。それでは、アイドルと呼ばれない人たちは『夢』ではないのかというと『夢』ではないと思います。「歌を聴いて欲しい」とか「歌で感動させる…」とか夢ではないです。それを『夢』と感じる人にはその人にとってはアイドルなのでしょう。かつて、「アイドルとは『夢』である。」と話した人が私と同じように解釈したかは不明ですが…

 そのアイドル(夢)を見るためにコンサート会場に足を運ぶのだと思います。なぜなら、そこには自分が求めている夢が必ず存在するからです。異なる夢を持ったファンが一斉に集うわけですからものすごいエネルギーの塊となるわけです。そこで話すアイドルの言葉というのはとてつもなく重く感じます。自分が思う最高到達点(夢)が語るのですから。


 アイドルとは『夢』だと思います。

 『夢』とは人によって異なります。

 それは、最高到達点なのかも知れません。