東大の力。

かなり古い番組なんだけど、芸能人と小学生が、クイズで対決する番組で、ちょうど、真里ちゃん。が、でてたので視てみた。

で、森永卓郎先生。が、算数で対決して小学生に負けちゃった。普通に考えて面積の引き算なんだけど、森永卓郎先生。が、小学生に「なんで50πがすぐ計算できるの?」って、質問したとき、小学生は、「そうしなくて、公式がある…」ってこたえた。
はっきりいって、数学の世界では「公式がある。」って、言ったら絶対いけない。みんなは、公式を知らない森永卓郎先生。のことを笑ったけど、その中から、「ちゃんと、根っこから考えないと!君、大きくなれないよ」「公式問題を、覚えてはダメなんだってば!」って、森永卓郎先生。の、声が聞こえた。
森永卓郎先生。の、ことばが正しくて、たぶん、この小学生では、東大には受からないなって思った。
森永卓郎先生。の、勝ちである。

この場合、公式が導かれる過程を説明すべきだった。
「公式問題を、覚えてはダメなんだってば!」という森永卓郎先生。の、言葉をしっかり聞いているかだよね。
この小学生も、公式が導かれる過程はわかっているとは思うが…。


前にも書いたことがあるけど、長方形の面積が求められたら、公式なんかなくっても、三角形であろうが、台形であろうが、ひし型であろうが、さらには、円であろうが、面積は求められるんだよね。

早く、答えを導きだすんぢゃなくって、答えを導きだす過程が大切だってことだと思う。


数学は、答えは一つって思うのは大間違いであり、めざすところは、一つだけどそこに辿り着く道は無限にある。
そこが、数学のおもしろいところなんだよね。