資本主義の歪みがどんどん明らかになってきていますね。

きょう、家に帰って最初に耳にしたのが、『一級建築設計士が偽りの計算書を作っていた』というもの。しかも、『検査機関は計算書の検査を怠っていた?』とか…。この報道をテレビでは信じられないというような報道をしていた。そんな、信じられないなんてあんた(笑)こんなのあってもおかしくないことですよ。おかしくないことでは困るのですが…命にかかわる重大なことですからね。でも、おそらくサラリーマンの大半はこういうこともあるだろうなって思っているはずです。

以前、書いたことがありましたが値引き依頼して同じものはできないということとも関係します。


きょうのニュースの中で、この設計士さんが開き直って語っていたのは、いまの社会の流れであることをいいたかったのだと思います。

今のお客さまは、カローラしか買えないお金しかないくせに、クラウンがほしいというのです。これはあくまで例ですのでトヨタ自動車とはまったく関係ありません。あしからず(笑)メーカーはバカだからそれでも受注するんです。だから、どこかで手抜き…ぢゃなくて節約して成り立っているんですね。お金の問題だけぢやなくて、法律の問題でも、時間の問題でもそうです。(法律ギリギリにしろ!とか、早くしろ!!みたいに。)あくまでも許される範囲内です。そういう社会なんですね。もう一度いいますがそれでは困ります。

べつに不正を肯定しているわけではありません。



これは一種の問い掛けなんだろうと思います。
お国はいまいちだけど、民間はいまいちどころかいまさん、いまよんですか???
『あんな計算書一つ一つチェックできない!!』みたいなことも言っているようですが、確かにそうだと思います。しかし、それによってトラブルが発生した場合は責任は取らなければいけません。それができないなら、やめて欲しいです。


なにかあれば、国の責任にすればいいなんては考えていないと思いますが…

どうでしょうか…



判断は、一人一人がすればいいです。