現状。

きのうのあたたかさが嘘のようにきょうはかなり寒い。天気も悪いし車で移動中は暖房かけてるし、外に出るとコートがいるくらいだ。肝心のさくらはというと、きのうのあたたかさと強風でほとんど散ってしまったみたい。結局、ことしもゆっくりとさくらを観ることができなかった。ほんと残念だよ。比較的涼しい場所に咲いているさくらはまだ充分観られるようなのでこの涼しさがつづけば今度の土日でも観られるかなって少し期待もしている。


で、なんか今の時代は時間が早送りで進んでいるように感じる。時代は進んでなんでもスピードの時代になってしまったね。携帯やパソコンが発達し情報処理のスピードが著しく向上した。交通の発達で物流やサービスのスピードが著しく向上した。普通ならこれで人の仕事は楽になり余暇の時間も増えるはずだった。なのにまったくそんなことはないよね。これって不思議なことなんだけど実際は不思議でもなんでもない。人は簡単に昔のことを忘れてしまうんだよね。確かに情報処理のスピードは早くなった。けど、人はより多くの情報をより早く正確に要求するようになった。交通が発達し物流やサービスのスピードは早くなった。けど、人はより早く、より多くそして、より新鮮(食物だけじゃない)なことを要求しはじめた。つまりは、便利になる以上の速さで仕事が増えてるってこと。一昔前までは少しくらい我慢してたはずなのに…。


人間の体はあるスピードの範囲内で対応できるようになっていると思う。あくまでも、自分がそう思っているだけだけど…。そのスピードがどのくらいなのかはわからない。今のスピードはまだまだ遅いかもしれないし、すでに限界を越えているのかもしれない。いやいや、人間に限界なんてないのかもしれないね。しかし、考えてみれば自然って昔から同じペースで進んでいるはず(宇宙の広がる速度なんて難しいのは抜きにして)地球の自転や公転なんかはわかりやすいけどね。人間の細胞も同じで、細胞を造る分子、原子。原子には原子核のまわりを電子が回転している。その速度は一定で体内時計の一部になっている。しかし、速度が一定なのは外からの力が働かなければという条件がついてくるはず。人がよりスピードを要求した場合なんらかの力(あるはずの重力が無くなったり重力以外の力すなわち、飛行機で離陸するときの力など)が電子に影響し回転速度が著しく変化することも考えられるってこと。地球の公転速度が変わったとするなら…。
なんか恐ろしいことです。

発展はいいことだけど、我慢することや限度をわきまえる事はもっと大切なことじゃないかなって思う。(12:57)